「家族広場」シリーズについて
家はひとつの大きな空間です。
このひとつの大きな空間を家族全員が意識しながら生活する。
こうした空間を、わたしたちは「家族広場」と呼んでいます。
2001年のMU邸以降、何人かの施主さんからこのコンセプトに共感を頂き、
現在「家族広場」シリーズを展開しています。
「家族広場」には3つの特徴があります。
■特徴1■ 大きな空間容積をもっていること
家族広場として空間が機能するには、平面的なだけでなく、
容積としてのボリュームが必要になります。
ひと言で家族が集うと言っても、いろいろな形が考えられます。
それは、お互いの距離に表われてきます。
これらの距離を自由に、その時のお互いの関係性(気分や状況)で
選択できるような空間の大きさが必要なのです。
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■特徴2■ 広く外部につながっていること
「家族広場」は、外部空間の一部として
自然の中にも組み込まれていることが大事だと思います。
自然のもとで人は普段話せないことも話せるものです。
それは、煮詰まった家族間だけの意識や関係を開放する役割を担います。
そこで、できるだけ外部の空気や風、光などが内部と一体となるような開口方法を考えます。
■特徴3■ 個としての独立性は最後に確保します
個室は、家族をおおい込む安心感のある大きな空間があってこそ成り立つものだと考えます。
まず個室があるものだとは考えないのです。
個室が廊下や居間とつながるように吊戸を多用することにより、
基本的にはすべての部屋がワンルーム的につながります。
個室はそれぞれの必要性に応じて使用するときだけ戸を閉めるという考えです。
個室の扉を開いたところ・閉じたところ
「家族広場」シリーズの実例集
■MU邸……都市公園のような家(2001年築)
■YA邸……家族が同じ空気に包まれる家(2003年築)
■YO邸……コンサバトリーを持つ家(2004年築)
■SH邸……豊かな緑に囲まれた湘南の家(2005年築)
■AR邸……緑のカーテンに吹き抜ける家(2006年築)
■AS邸……青いらせん階段の家(2006年築)
■KN邸……水盤の庭へとつながる癒しの家(2008年築)






